With Palm
モノフォニック・シーケンサー Monody Palm
[カテゴリ: Palmware(ジャンル別) > デスクトップ連携 > 同期ソフト > Win]
[カテゴリ: Palmware(作者別) > よし]
[カテゴリ: Palmware(50音順) > モ]
モノフォニック・シーケンサー Monody Palm
Windows版と連携して使えるモノフォニックのMIDIシーケンサー
価格
Freeware
作者
よし さん
作者ページ
Yoshi's Software Library
モノフォニック・シーケンサー Monody Palmの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
紹介
日本語版Palm OS
Monody Palm Ver. 1.00 は、数値入力式で、エディタ感覚で簡単にデータを作成
することができるミュージック・シーケンサーです。
ほぼ同機能のWindows版があり、Palm版で作成したデータをWindows版に読み込ん
で編集・再生したり、逆にWindows版で作成したデータをPalm版で読み込んで編集・
再生したりもできます。
Palm OS 3.0 以降の機能を使っていますので、それ以前のバージョンでは動作し
ません。ご注意ください。(日本語版Palm OS搭載機なら全て大丈夫です)
[とりあえず使ってみる]
monody.prc が本体、拡張子 .pdb のファイルは、サンプルデータです。
通常の方法で、ホットシンクしてください。
削除は簡単にできるので、とりあえずサンプルデータも全部、ホットシンクしてし
まいましょう。
旧版がインストールしてある場合、上書きしてしまって構いません。
データの作成は簡単ですが、最初はサンプルデータを聞いてみましょう。
「List」をタップすると、データのリストが表示されます。
好きなのをタップして反転させて、さらに「Open」をタップすると、データが読み
込まれます。
(ちなみにここで「Delete」をタップすると、そのデータは削除されます。)
「Play」をタップすると、再生が始まります。
他のデータも、試してみてください。
「Rpt 1」というボタンをタップすると「R 10」、さらにタップすると「R500」に
切り替わります。
再生を何回繰り返すかを、指定できます。
普通は、「Rpt 1」で良いでしょう。
「R500」は、メトロノームの代わりに使うことを想定した機能です。
途中で停止したい場合は、ボタン以外の場所を _どこでもいいから_ タップしてく
ださい。(^^;
「+」をタップすると曲全体が半音上がります。7回タップすれば5度(「ド」が
「ソ」に)、12回タップすれば1オクターブ高くなります。
高くし過ぎてしまった場合は、「-」をクリックすれば元に戻ります。
「-」をタップすると曲全体が半音下がります。7回タップすれば5度、12回タ
ップすれば1オクターブ低くなります。
低くし過ぎてしまった場合は、「+」をクリックすれば元に戻ります。
[フォルダーの使い方]
Monody は、データを仕舞っておくためのフォルダーを2つ持っています。
通常、データはFolder 01に保存されます。
Folder 01のデータが多くなりすぎてきたら、普段余り使わないデータは屋根裏
(Folder 02)に移動させておくと便利です。
List画面で移動させたいデータを選択し、「Move」ボタンをタップすると移動でき
ます。
Folder 02の中を見たいときは、「Folder」ボタンをタップします。
もう一度タップするとFolder 01に戻ります。
Folder 02からFolder 01にデータを戻すには、Folder 02で「Move」を使えばOK
です。
[データの書き方]
基本的に、Windows版と同じです。
「N」の右には、トーン・ナンバー(音色)を書きます。
範囲は、1-128の間で指定してください。
この欄は、Windows版Monodyとの互換性のために付いているので、Palmでは何を指
定してもBeep音で演奏されます。
Palmにはいろいろな機種があるので、ひょっとすると、違う音で演奏するものも
あるかも知れませんが、少なくとも私のWorkPad30JではBeep音になります。(^^;
空欄にしておいて「Play」をタップすると、「1」が代入されます。
「T」の右には、テンポを書きます。
1分間に4分音符がいくつ入るかで指定します。
範囲は、1〜999です。
空欄にしておいて「Play」をタップすると、「120」が代入されます。
C4D4 F4G4A4 C5D5 F5G5A5 C6D6 F6G6A6
|■■|■■■|■■|■■■|■■|■■■|
||||||||||||||||||||||
c4d4e4f4g4a4b4c5d5e5f5g5a5b5c6d6e6f6g6a6b6
↑(ピアノの鍵盤のつもり(^^) (C0〜b9まで使えます。何故かc0は使えません)
シーケンスデータの書き方は簡単です。
音程は図のように、c=ド、d=レ……b=シ、オクターブは0〜9の数字で表します。
#(シャープ)は、大文字を使って表します。
休符は「P0」です。
長さは1〜3桁の数字で表します。
4分音符が96、8分音符が48……のようになります。
全音符 = 96*4 = 384
2分音符 = 96*2 = 192
4分音符 = 96
8分音符 = 96/2 = 48
16分音符 = 96/4 = 24
付点2分音符 = 2分音符+4分音符 = 192+96 = 288
付点4分音符 = 4分音符+8分音符 = 96 +48 = 144
付点8分音符 = 8分音符+16分音符 = 48 +24 = 72
理屈がわかれば、3連符などを使うのも問題なくできますね。
[データの例 ちょうちょ]
g596 e596 e5192
/そ み みー
f596 d596 d5192
/ふぁ れ れー
c596 d596 e596 f596
/ど れ み ふぁ
g596 g596 g5192
/そ そ そー
「/」 で始まる行には、コメントを書くことができます。
書かなくても構いません。
行の初めに 「/」やアルファベット以外の文字があると、データエラーになります。
特に、最後の行の後に半角スペースがあると見落としやすいので注意してください。
音符と音符の間には、半角スペースを入れることができます(複数入れても可)。
入れなくても動作しますが、あった方が見やすいと思います。
やはり見やすさのため、適当なところで改行したり、空白行を入れると良いです。
データは、通常のテキスト形式なので、エディタを使う感覚で切り張りなども自由
にできます。
"符割り"が同じ部分は、「えいやっ」とコピー&ペーストをして、音の高さだけ書
き換えるようにすると効率的です。
「ちょうちょ」の例では、1行目の「g596 e596 e5192」を2行目と4行目にコピー
し、2行目では「g e e」を「f d d」に、4行目では2つ目と3つ目の「e」を「g」
に書き換えればOKです。
入力ができたら、「Save」をタップして、セーブしてください。
この時、「Back Up」にチェックを入れてからセーブすると、ホット・シンクの時
にデータがパソコンのバックアップ・フォルダにバックアップされます。Windows版
Monodyにインポートしたい場合にお使いください。
チェックを入れずにセーブすると、バックアップされなくなります。
新たに入力を始める場合は、「New」ボタンをタップしてください。
[仕様]
曲の途中で、速さを変更することはできません。
音色は、Palm の仕様で Beep音のみです。
ベロシティー(要するに音量)は、固定です。
シーケンスデータの最大値は設計上、音符・休符の合計で600程度ですが、そんな
大きなデータは作ったことがないので、本当に動作するかどうか……。(^^;
最新情報
最新版はv1.00です(2013/05/03現在)。