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GoBar

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GoBar

Windows風のユーザーインターフェースが特長のホーム画面置き換えソフト

価格

$9.95

作者

Aladdyn System さん

作者ページ

GoBar? 2.5.1 - Free Palm Miscellaneous GoBar? 2.5.1 - Palm Miscellaneous GoBar? 2.5.1 Free Downloads
Palm Boulevard: Software: Program Launchers: GoBar

紹介

Palm OS 2.0以降


 Windowsの操作性に慣れてしまった方にとっては、ホーム画面の操作性はやや戸惑う方もおられるかも知れません。そんな方にお勧めしたいのがこのGoBarです。画面左下にはお馴染みの[スタート]ボタンが、そしてタスクバーと、Windowsそっくりのユーザーインターフェースなので、すんなりと使いこなせるようになるでしょう。

 機能面でもホーム画面のほぼ上位互換を実現しており、カテゴリ分け、時刻/日付表示、バッテリ/メモリ残量表示に加え、過去に起動したPalmwareの履歴表示とそこからのクイック起動も可能となっています。

 ファイルをダウンロードしたら解凍し、以下のファイルをインストールしてください。

  • GoBar251.prc…プログラム本体(必須)。

 インストールが終わったら、ホーム画面から「GoBar」を起動してください。最初の起動時に、標準のホーム画面を置き換えるかどうか尋ねてきますので、[YES]を選択しましょう。以降、[ホーム]ボタンでホーム画面に代わり、このGoBarが起動するようになります。

※ 元のホーム画面に戻したいとき、あるいはGoBarをアンインストールしたいときは、「[メニュー]→Setup Preferences」で、「Use GoBar as default launcher」のボックスのチェックを外してください。

 GoBarの画面下端にはWindowsユーザーお馴染みのタスクバーがあり、[Start]ボタンのほかに、最近起動したPalmwareボタン(右矢印で起動履歴リストがポップアップ)、バッテリ電圧/メモリ容量ボタン(タップすると表示内容切り替え)、時刻ボタン(タップすると日付を一定時間表示)が用意されています。画面左上端ではカテゴリ選択もできます。

 そして、[Start]ボタンをタップすると以下のようなメニューがポップアップします。

  • Programs…フォルダに分けられたアプリ一覧が表示されます(フォルダへの振り分けは「Settings」以下で可能)。
  • Recent Apps…GoBarから起動した最新10の Palmwareを表示します。
  • Documents…メモ帳に登録しているメモ一覧が表示され、タップするとメモ帳が起動してそのメモを閲覧できます。
  • Settings…後述の各種設定を行えます。
  • Find...…検索できます。[検索]ボタンをタップしたときと同じ動作。
  • Help...…GoBarの説明(英文)を表示します。
  • Run...…小さなウインドウがポップアップし、起動するアプリを選択可能。
  • Backlight…バックライトの点灯・消灯を切り替えられます。
  • Lock…ロックして電源を切ります(データ保護参照)。
  • Shut Down…電源を切ります。

 画面上端やや右には、ツールバーが用意されており、3つの操作を行えるようになっています。以下、左から順に解説しましょう。

  • ごみ箱ボタン…タップすることで削除するPalmwareを選択できます。またアイコンのドラッグ&ドロップでの削除も可能です。
  • 赤外線送信ボタン…タップすることで、赤外線送信するPalmwareを選択できます。またアイコンのドラッグ&ドロップでの赤外線送信も可能です。
  • デスクトップカラー変更ボタン…後述のデスクトップ設定で選択したデスクトップの背景色をワンタップで変更できます。

 [Start]ボタンの「Settings」以下では、以下のような様々な設定を行えるようになっています(項目をクリックすると、それぞれの詳細解説へジャンプします)。

  • About GoBarGoBarのバージョン情報を表示します(「[メニュー]→Options→About GoBar...」と同じ)。
  • Beam Application…Palmwareを赤外線送信します(「[メニュー]→Options→Beam an Application...」と同じ)。
  • Delete Application…Palmwareの削除ができます(「[メニュー]→Options→Delete Application」と同じ)。
  • GoBar Preferences…後述のGo Barの設定を行えます(「[メニュー]→Options→Preferences...」と同じ)。
  • Palm Launcher…ホーム画面が起動します(「[メニュー]→Options→Switch to Palm Launcher」と同じ)。
  • Palm Preferences…環境設定が起動します。
  • Register GoBar…Gobarをレジストしたときに使います。
  • Reset Device…ソフトリセットします(「[メニュー]→Options→Reset Device」と同じ)。
  • Setup Desktop…デスクトップに関する設定を行えます(「[メニュー]→Options→Setup Desktop...」と同じ)。
  • Setup Folders…カテゴリ名の編集ができます(「[メニュー]→Options→Setup Folders...」と同じ)。

 メイン画面の左上端では表示カテゴリを選択できるようになっています。カテゴリをタップして「Edit Folders」を選択することで、カテゴリ名の編集画面へと切り替わります。

 ここでは、新しくカテゴリを作成(New)したり、削除(Delete)したり、名前を変更したり(Rename)、上下へ移動したり(Move Up/Down)できます。

 こうして作成したカテゴリに、アイコンを振り分けるには、アイコンをカテゴリ選択エリアへとドラッグし、ポップアップ表示されるカテゴリ一覧から、目的のカテゴリへとドロップします。すると、ドラッグ&ドロップしたアイコンが、そのカテゴリへと加わっているはずです。

 このように操作は非常に直感的です。

 また、「[メニュー]→Options→Setup Desktop...」と選択すると、右図のようなデスクトップ設定画面へと切り替わります。ここでは、以下のような設定が可能です。

  • Icons per page…一画面に表示するアイコンの数を選択します。
  • Open default folder at launch…チェックすると起動時に特定のカテゴリを開くようにします。すぐ下の▼プルダウンメニューで、カテゴリを選択できます。
  • Background color…背景色を3タイプ選択できます。ここで選択した色は、メイン画面でデスクトップ背景色変更ボタンをタップすることで切り替えられます。

GoBarの設定(GoBar Preferences)

  • General…一般設定

   o Use GoBar as default launcher…[ホーム]ボタンをタップしたときにホーム画面ではなく、GoBarを起動するように設定できます。
   o Auto press button at launch time…起動時に自動的にスタートボタンを押します。
   o Play sounds…チェックすると、サウンドを鳴らします。

  • Display on bottom…画面下端の表示に関する設定

   o Battery meter…バッテリレベルメータを表示します。
   o Button icon…スタートボタンにアイコンを表示します。
   o Previous application button…直前の Palmwareボタンを表示します。
   o Recent application popup…最近使った Palmware履歴のポップアップを可能にします。
   o Button label…ボタンのラベルを入力します。「スタート」の半角カタカナを入力すると日本語OS風になります。

最新情報

最新版はv2.5.1です(2010/07/10現在)。

感想

 操作性はまるっきりWindowsそのものです。外部メモリーこそサポートしていませんが、ホーム画面のほぼ上位互換を実現しており、機能面ではほぼ不満はありません。

 ホーム画面はよく目にする基本となる画面ですから、特にこだわりたいものです。その点、GoBarではユーザーの使い方に応じて、細かなカスタマイズが可能な分、ストレスがたまらない操作が可能となっています。

 動作自体もなかなか軽快で、背景色をワンアクションで変更できる点などは遊び心もあります。Windowsユーザーや、Windows CE/Pocket PCのユーザーインターフェースに慣れてしまっている方には特にお勧めです。

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