ScrtChg DA

ScrtChg DA

データ保護の設定をいつでも切り替えよう（マスク表示対応）

価格

Freeware

作者

あきんこ(新沼 晶彦) さん

作者ページ

ScrtChg DA 1.20 洋細介紹_PChome 下戴中心

紹介

Palm OS 3.5

　データ保護の設定を変更するには、ホーム画面からデータ保護を起動する必要があります。もちろん、標準搭載アプリでは「[メニュー]→オプション→データ保護...」で表示されるポップアップウインドウ内で変更することもできますが、サードパーティアプリでは対応していない場合もあり、ユーザーインターフェースの統一という面で、データ保護の設定を頻繁に変更される方にとって不満に思われるかもしれません。そこで、今回ご紹介するのが、「ScrtChg DA」というDA ソフトです。

　DA ソフトの特性を生かし、ポップアップウインドウでいつでもデータ保護の設定を変更できます。同じような機能を持つものとしてSHChanger DA（山門氏）がありますが、こちらはPalm OS 3.5で新たに加わったマスク表示（※1）に対応しているPalm OS 3.5専用版である点で異なります。Palm OS 3.5未満をお使いの方は、SHChanger DAをご利用下さい。

※1 マスク表示とは、プライベート設定した項目を非表示にすることで本人が忘れてしまうという事態を防止するために新たに加わったデータ保護の設定です。具体的には、マスク表示にした場合、プライベート設定された項目全体がグレー表示となり、項目があることは分かるが何が書いてあるのかは分からないという状態になります。

ダウンロードしたファイルを解凍したら、以下のファイルをインストールしましょう。

• Readme.txt…日本語ドキュメント（インストール不要）。
• ScrtChgDA.prc…ScrtChg DA英語版（インストール不要）。
• ScrtChgDA-J.prc…ScrtChg DA日本語版（必須）。
• ScrtChgLT.prc…Palm OS標準のデータ保護ポップアップメニューを起動するDAソフト（任意）。

　このほか、ScrtChg DAはDA ソフトですので、DA ランチャーも別途必要となります。

　お使いのDA ランチャーから、「ScrtChg DA」を起動すると、ダイアログがポップアップします。ここで、データ保護の設定を[表示]、[非表示]、[マスク]から変更できるわけです。DA ソフトですので、どのPalmwareを起動していても、いつでもさっと変更できるのが利点です。

　そして、「マスク」や「非表示」の設定から、「表示」へ戻す際には、データ保護で設定したパスワードを尋ねられます。

　パスワードを入力した後、[表示]をタップするか、グラフィティエリアで改行キー（/）を入力すると、パスワードが正しい場合にのみ、プライベート設定された項目の内容が表示されるわけです

最新情報

最新版はv1.20です(2010/07/01現在)。

感想

　このようにシンプルな機能ではありますが、データ保護の設定を簡単に変更できることで、Palm OSのセキュリティを高められるわけです。パームに大事なデータを入れていて他人にはみられたくない、でもそういったデータでも自分が見たいときにはすぐに見たいという我が儘なPalm OS 3.5ユーザーには、なくてはならない一本といえるでしょう。

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