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Sound Toy

[カテゴリ: Palmware(ジャンル別) > 生活・教育 > 音楽]
[カテゴリ: Palmware(作者別) > 瀬古茂幸]
[カテゴリ: Palmware(50音順) > S]

Sound Toy

サウンドデータを文字に変換してテキストボックスに貼り付け

価格

Freeware

作者

瀬古茂幸 さん

作者ページ

pamupamu.com

紹介

Palm OS 1.0以降


 本来文字を記録するために生まれたテキストボックスを別の目的に利用してしまおうという斬新なアイデアが魅力のZigZagシリーズの一つ。Sound Toyで作曲を行い、まずは音のデータを文字に変換します。その後、クリップボードを介してアドレスやメモ帳などのコメントボックスに貼り付けましょう。

最新情報

最新版はv1.00です。(2008/11/05現在)

感想

 何といっても、テキストボックスを文字以外の目的で利用してしまうという独創性が素晴らしいです。

 つまり、アドレスの一項目として音データを貼り付けられますので、自分の作ったテーマ曲(!)をアドレスのコメントボックス等に入れておけば、次回のビームによる名刺交換時には、な、なんと自分のテーマ曲付きです!。但し、アドレスを受信した相手のパームでサウンドを再生する為にも、このソフトが必要ですので、まだ持っていない方には、名刺と一緒にビームしておきましょう。もし、これらの転送を本ソフトだけで一括して出来るなら、活躍の場が広がるような気がします。

 また、このソフトとは直接関係はありませんが、今回サウンドに関わる機能を搭載したPalmwareを試したことで、パーム搭載のMIDI音源があまり良い物ではなく、もう少しきれいな音が出ないものかと感じました。パームで音を出すソフトは幾つか世に出ていますが筆者の感覚から申し上げると、押さえた弦をはじいたような奥行きのない音になっていますので、ここは将来のマルチメディア戦略の一環としてハードウェア上で改善の余地があると思われます。

 とはいえ、エリア内に気分で線を描き、音を出したり、音の高低を変化させたり、テンポを変えたりできることから、暇つぶしのおもちゃとしても有用と言えます。複雑な曲の作曲はできず、クリップボードを介す必要があるためやや使い勝手に難がありますが、ちょっとした気分転換には最適です(※1)。

※1 同氏のPicDADAソフト)を使えば、いつでも再生ができます。

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