ZigZag

ZigZag

画像データをテキストに変換

価格

Freeware

作者

瀬古茂幸 さん

作者ページ

pamupamu.com

紹介

Palm OS 3.0以降

　アドレスやメモ帳にあるテキストボックス。ここには自己PRや備考など標準の項目には当てはまらない、独自のコメントを適宜Graffiti入力できるようになっています。このテキストボックスをもっと別の形で利用できないかという発想の元、登場したのが今回ご紹介するZigZagです。この発想は、他にもサウンドを再生できるSound Toyや、いつでもポップアップ再生できるPicDAに継承され、「ZigZagシリーズ」となってテキストボックスの新たな活用法を提案しています。

　このZigZagでは、手書きで書いたちょっとした絵を文字に変換し、クリップボードを介してアドレスやメモ帳などに自由に貼りつけられます。

最新情報

最新版はv0.7です。(2008/11/25現在)

感想

　このように、ZigZagでは画像データを文字列に変換できるので、ユーザーの発想次第で色々な使い方が考えられます。例えば、自分の似顔絵をアドレスに貼りつけ、名刺交換の時に本ソフトも渡しておくことで、相手側はいつでも画像を見れます。他にも、自分の記憶の助けとしてZigZagで絵を書いておき、予定表なりメモ帳なりに文字列データに変換して貼り付けておくことで、思い出す助けにもなるでしょう。テキストよりも画像の方が素早くメモれますし、Graffitiメモでは表現できない感情や強調といった画像ならではの使い方ができるようになります。工夫して自分なりに役立てる方法を探してみて下さい。

　ただ欠点はPicDAといったポップアップ再生ソフトが用意されているとはいえ、クリップボードを介す必要があるためやや使い勝手に難がある点です。技術的に可能かどうかはさておき、こういった転送作業をZigZag上だけで行えるようになったり、テキストボックス上で直接画像を編集できるようになったりと、もう少しパームOSに食い込んだ形で使い勝手が良くなると、さらに完成度は向上することでしょう。これからのバージョンアップにも期待しています。

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